9月13日のネイリ釣行は、本命のネイリが1匹で、救ってくれたのは5.6kgのハタだった。今回はその続きで、持ち帰った魚の話である。
ここでは、釣った日の夜と、翌日の後始末までを書いておく。
釣った日は、捌く気が起きなかった
13時に納竿して帰ってきたときには、もうクタクタだった。久しぶりの昼の釣りで、正直なところ魚を捌く気力は残っていない。
ただ、メジカの刺身だけは初日に食べないといけない。足が早い魚なので、翌日に回すわけにはいかない。
サイズは新子(メジカの若い魚)に近いが、新子よりは少し大きめだった。新子ならそのまま刺身で食うが、メジカのサイズになるとアニサキスの確率が増える。なので今回は一応、釣ってすぐに現地でハラワタを取っておいた。
それで、メジカ1匹とアジ4匹だけを刺身にした。

メジカは、1匹だと少ししか取れない

釣りたてのメジカは、普通に美味い。メジカには仏手柑(ぶしゅかん)をかけて食うのが高知流だが、買いに行くのがめんどくさくてやめた。
ただ、1匹だと取れる身がとにかく少ない。写真の右下の皿、その下の一列がメジカの全部である。血合いの部分を切り過ぎたのかもしれない。
アジのほうも、1匹あたりの身は多くない。それで4匹捌いた。正直、合計5匹を捌くのはめんどくさかった。釣り道具を洗って片付け、ビールも飲んだ後だったので、余計にダルかった。
アジはマルアジだった

釣行記では「アジ」とだけ書いたが、捌いてみるとマルアジだった。見分けは尻尾の手前にある小さなヒレで、マアジにはこれがない。
味は、本当に美味しいアジには劣る。それでも、そこそこ食える。
疲れて捌いた刺身は、味が落ちる気がする
この日の刺身は、疲労でやっつけ仕事になった。切り方も雑である。
そして、釣った日の夕方に疲労困憊で自分で捌いた刺身は、味が落ちる気がする。
疲れているせいなのか、手に付いた魚の匂いのせいなのか。鼻がおかしくなっているのかもしれない。とにかく、色々と狂っているようだった。
これが、人が捌いてくれた刺身なら美味しい。イマイチなのは自分で捌いた分だけで、それも釣行当日に限った話である。
これは釣り人の間でわりとよく聞く、あるあるの話でもある。
翌日、全部開いて内臓を取った
ハタとネイリ、それに残りのアジは、釣った日はクーラーに入れたままにしておいた。
翌日、それを全部開いて内臓を取り、パーシャルに入れた。仕事の合間にちょいちょい進めたのだが、なかなか処理に時間がかかる。
ハタのすき引きは難しい

ハタは、すき引きで鱗を取る。邪魔なヒレは先に切っておいた。ただ、たまに皮まで剥げて身が出てしまい、これが難しい。
「内臓全て退けてバラした初日は、キッチンペーパー巻かんとな。しかし、このハタの処理は大変や」
5.6kgもあると、捌くだけで一仕事である。頭もかち割ったから時間がかかった。
残りのアジは、冷蔵庫で干物にした
残りのアジは、干物にすることにした。

この時期はいつも、外である程度乾かしてから冷蔵庫で仕上げている。ただ、しばらくは天気が悪い。外で干してから冷蔵庫に移すのも面倒なので、今回は最初から冷蔵庫に直に干した。

開いたら、血合いはブラシで念入りに落とす。

塩は、いつものエンリッチを振り塩で。以前、これを切らして粗塩で作ったら塩ムラができたので、干物にはやはりこれがいい。
セリアのロースターに、やっと出番が来た

干すのに使ったのは、セリアで買ったバーベキュースタンドロースターだ。
チャンバラ貝の砂抜き容器を作ったときに、干物用にと2枚多めに買っておいたものである。前は猫よけマットを敷いて干していたが、あれだと身の下の空気の層が薄い。ロースターなら足があるぶん、下にたっぷり隙間ができる。
9匹を2枚に並べたら、なんとかギリギリ収まった。
イカメタルを終わりにした記事では、「網は用意した。イカが来なかった」と書いた。そのロースターに、ようやくアジが乗った。
食べた話は、次に書く
ハタとネイリは内臓を取ってパーシャルへ、アジは冷蔵庫のロースターの上へ。釣った魚の後始末は、ここで一区切りである。
アジの干物は、1日経ってから様子を見る。ハタとネイリをどう食べたか、干物がどう仕上がったかは、次の記事で書く。

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