9月23日、愛媛の松山から出る船で、青物ジギングに行ってきた。狙いはサワラと、ハマチからブリ。
結論から書くと、死亡である。
シルバーウィークで、唯一出られた日
このシルバーウィークは、台風の影響で風の強い日ばかりだった。高知も愛媛も同じで、まともに釣りに行けたのは23日くらいしかない。
その23日は、ほぼ風もなく天気もいい。さすがは瀬戸内で、太平洋のようなウネリもない。朝に多少の風波があった程度で、どう見ても釣り日和だった。
行きは下道、国道33号線
前回の記事に書いたとおり、以前の失敗を繰り返さないよう、ガソリンは2日前に地元で満タンにしておいた。今回は余裕がある。
出船は朝8時と、割と遅い。ナビで到着予定時間を見ると、高速道路を使っても下道でも15分くらいしか変わらなかった。朝の高速代は深夜割引が効くだけで、2,750円くらい。
15分遅いだけで節約できるなら、と高速は使わず、下道の国道33号線で向かった。
65Lのクーラーを選んだ時点で、フラグは立っていた
思えば、行きの時点でフラグは立っていた。
クーラーボックスは、48Lと65Lを持っている。過去の釣果を見ても、クーラーいっぱいに青物が入った写真がある。青物が爆釣したら、48Lではパンパンすぎて氷が入らない。それでは魚が腐る。そう考えて、この日は65Lを選んだ。
「65Lがマシやろ? 魚腐るちや」
もっと謙虚にならんといかんかった。
松山から、沢山の島々を見ながら走る

船は松山を出て、広島や山口の方まで走った。沢山の島々がある海域である。
ポイントは結構広範囲で変えたが、水深は大体50mあたり。ジグは80gから200gを使った。潮の速いポイントでは、50mでも200gが必要だった。
船長いわく、ジグはセミロングがいいとのこと。それを主体に使っていく。
仕掛けは、エビングも落とし込みも一通り持って行っていた。ただ船長に聞くと、松山ではエビングや落とし込みをする人はあまりおらず、ジグが多いらしい。
ブレードジグ120gで、ハマチが1匹
サワラを釣りたくて、前半はブレードジグをよく使った。
割と早めの時間に、ブレードジグ120gを巻いていると、底から10mくらいでヒット。上がってきたのは、メジロには少し足らない60cmくらいのハマチだった。
自分のまともな当たりは、この日これだけである。
その後、やっと他の人にもヒットが出た。ただ、それも最初のうちだけだった。
潮が緩むほど、反応が消えた
最初に当たったときは、潮が流れていた。それが緩めば緩むほど、ベイトの反応は薄くなり、ヒットは皆無になった。
10時頃を過ぎると、誰一人、何も釣れなくなった。途中で誰かが大物を掛けてバラした、ということも特にない。ただひたすら、場所を移動するだけだった。
エビングに切り替えたが、甘かった
途中から、ジグで青物はダメだと思い、オカズ確保のためにエビング中心に切り替えた。ワームなら「アジや根魚のゲストくらいは釣れるやろ」と思って、底を中心に叩いてみる。
カツオやネイリを狙うときのワームは、大体3.5インチくらいを使っている。今回は魚なら何でもいいと思い、ワームを2.5インチまで下げて、フックもワームに合わせて小さくした。それでも、甘かった。
エビングで釣れたのは、細いアカヤガラが1匹。引きはショボくて、釣った感がまるでない。
ちなみに、ヒットしたブレードジグとエビングのワームは、写真を撮り忘れている。
「そっちはどう?」「異常無し!」
一緒に行った連れにも、たまに様子を聞いた。返ってくるのは、いつもこのやりとりだった。
「そっちはどう?」
「無。何も触らん。そっちは?」
「異常無し!」
連れの1人は落とし込みをやっていた。アジが1匹ついたものの、結局そこから反応はなし。ジグで釣ったハマチ1匹が、唯一のまともな当たりだったそうだ。
もう1人の連れは、パーフェクトゲームを喰らった
一番キツかったのは、もう1人の連れである。
完全な坊主。バラシはおろか、ちょっとしたバイトも、根掛かりすらない。完封負け……いや、パーフェクトゲームを喰らっていた。本人も、こんな体験は初めてだという。
確かに、自分も坊主で終わった日はある。ただ、バイトはあっても乗らなかったとか、途中でバレたとか、当たったと思ったら根掛かりでロストしたとか、何かしらはあった。
終始なーんも無い、という日は、多分なかったはずだ。
船中ハマチ4匹、地元の人に助けられた
この日は乗り合いで、自分たち3人のほかに、地元の人が1人乗っていた。4人でやって、船中でハマチが4匹とアカヤガラが1匹。14時に納竿となった。
ハマチの内訳は、自分が1匹、連れが1匹、地元の人が2匹。しかもその人は、この貴重な2匹を連れに譲ってくれた。地元の常連さんっぽかったので、高知から来た自分たちに分けてくれたんだと思う。いい人である。
あまりに渋くて、クーラーの写真は撮っていない。65Lのクーラーの中は、がらがらである。
帰りも、下道にした
帰りは、クーラーも腕もパンパンになっている予定だった。
釣れていれば車は重くなるし、山道の峠では横Gで曲がりにくい。釣った疲れもある。だから帰りは、楽に走れる高速道路を使うつもりでいた。帰りは高速との差が30分くらいで、高速代は3,750円くらい。深夜割引も休日割引も効かないので、少々お高い。
でも、実際はほとんど疲れていないし、クーラーは軽い。なんだか贅沢をする気が起こらない。
結局、帰りも下道の33号線で、虚しく帰った。
翌日、仕事場で捌いた



帰った翌日、仕事場でハマチとアカヤガラを捌いた。
刺身の話は、次の記事で書く。


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